鍼灸案内

鍼はどうして、何に効くの?

鍼の技術は職人技なのでなかなか語りつくせませんが、簡単にいうと、まず、何処にどのように刺すかで違ってきます。例えば、経穴(つぼ)を狙って浅く弱く刺す場合は、表皮の細胞が神経伝達物質、免疫物質、ホルモンなどを生産し、まるで脳内で作られるのと同じ物質を作って脳と連携をとり痛みや炎症を治め、異物処理して生物反応を活性化します。痛みや炎症及び自律神経失調、各機能失調に効果があります。また、硬結(コリ)や、萎縮した筋肉、腱、及び骨膜等を狙って比較的強く刺す場合は、萎縮した細胞が刺激され蘇り、今まで停滞していた血液や神経の流れも活発になります。慢性的な病気の体質改善や、老化による萎縮、変形性の病気に効果があります。その他、接触針といって鍼を刺さないで効果をあげる小兒治療があり、喘息、アレルギー、虚弱など体質改善に効果があります。

お灸はどうして、何に効くの?

お灸は、“よもぎの葉”を乾燥して作った“もぐさ”に火をつけて、皮膚から熱とよもぎの成分を浸透させる治療です。もぐさを直接皮膚につけるのではなく筒状の上に乗せるので、やけどや痛みの心配はありません。“よもぎ”の効果は、弱くなった毛細血管を再生させ、出血時は、止血効果もあります。お灸をすると、まず熱により身体が温まるので、血行が良くなり、赤血球が活性化し、代謝機能が上がります。更に、毛細血管を再生し、丈夫にしますので、血行不良によるあらゆる病気に用いられます。また、お灸は家庭でも出来ますので、自分で出来る最高の治療法といえます。

パワーストーンについて

玉石即ち鉱物は、漢方薬の一番古い文献である“神農本草経”にも載っており、現在でも治療薬として使われています。漢方での使い方は、そのまま粉にして飲んだり、煎じて服用します。また、玉石は薬として飲用されるだけでなく、握薬として手で握ったり、身につけたりする風習が、世界各地でありました。服用しないで、効果をあげるやり方です。 その他、治療薬以外でも“魔よけ”として使われてきました。 例えば、古代の日本の出雲地方の人々は、“玉つくり部”として出雲瑪瑙(めのう)を、勾玉(まがたま)や装身具などにして朝廷に献上していました。
現在の具体的な玉石の使い方の1例としては、体力低下や、産後及び病気回復期等で、疲れやすい、人ごみが苦手、何かやろうとしても集中できない場合に、自分にあった玉石を身につけると良いでしょう。